Cubaseを買ったはいいけどさっぱりまったくうまくいかないという方の為の
Cubase難民救済ドリルを作ることにしました。
予め書き記して起きますが、Cubaseは難しいです。
このドリルはインストールが正常にされている、ということが前提ですが、
インストールですら大変難しいのです。
インストールに関しては、また何かの形で説明をしようと思います。
第一回は、「起動」
正常にインストールされていれば、デスクトップにCubaseのアイコンがあります。
1)ショーットカットアイコンから起動
2)タイトル画面の表示とオーディオドライバの指定
画面中央にタイトルが表示され、いろいろなものを自動で読み込みます。
この時点で考えられるトラブル)
この段階で、オーディオインターフェースのドライバが正常にインストールされていないと、使用する機材を指定してください、という旨の画面が出てきます。
適切に処理しましょう。
3)Steinberg Hub画面の見方
15秒くらい待つと次の画面に切り替わり、Steinberg Hub画面が表示されます。解説
画面左側はアップデートのお知らせとか、こんな音源が買えます、的な宣伝とか、そういうものを表示する所。基本無視します。
ネットに繋げなければ「つなげろ!」という表示が出るけど、それも無視。
画面右側は、これからCubaseを使ってどんな曲を作りますか?
っていうテンプレートを選ぶ項目です。
でもこの予め準備されているテンプレートがめちゃくちゃ使いづらいので無視。
赤く囲った最近使ったファイル、は、作業を再開する時には便利。前日作ったファイルが表示されます。
4)新曲を作るぞぉ!
「その他」を選ぶ(これが罠)
なんでそんな重要なもんが「その他」に分類されてんのさ、とは思うけど。
テンプレートから選んでね、って話なんでしょうけども、テンプレートの中身を理解する方が初心者には難しいのですよ。
「その他」を選ぶと、下の欄が変わって、一番上に「Empty」と表示されます。
Emptyは「空白」って意味。つまり「素」の状態ってことです。
クリックして、色を反転させます。
作成をクリックすると…
空っぽのメイン画面が起動します。(上の画像は白っぽいですが、本来は黒)
無事にメイン画面までたどり着けたでしょうか?
この時点で考えられるトラブル)
Steinberg Hubが起動しない、ということがあります。
その場合、メインツールバーの中の「ファイル」から「新規プロジェクト」を選んで下さい。Steinberg Hubが起動します。
5)プロジェクト(曲)のステータスを決める
Cubase画面最上のメインツールバーの中から、「プロジェクト」を選び
その中から「プロジェクトの設定」を選びます。
重要なのは枠の部分。48kHz 24bit になっています。
CDにすることが前提ならば、44.1kHz 16bit に変更しておきましょう。
OKを押すとプロジェクト設定ダイアログが消え、元のメイン画面に戻ります。
6)今日はここまで
今回は、起動から曲のステータスの決定までをやりました。
まだ一音も出していませんが、曲を作る上で毎回行う作業です。しっかり覚えましょう。
プロジェクトの設定は一度設定すれば変更はされません。次からは設定せずに済みます。
お疲れ様でした
補足)
青で囲った部分は「プロジェクトフォルダー」を作る場所を決めるところです。
わからない人は無視していいですが、慣れて曲が増え始めると、いろいろ面倒になってきます。
プロジェクトフォルダー、とは…まー、ようするに「曲名」みたいに考えていいと思うんですが、曲を作り始める時にいきなり曲名がある人って少ないですよね。
なので、日付みたいなものでいいと思います。
何も操作しないままだと「名称未設定」ってフォルダが作られます。
プロジェクトをしっかり管理したいなら、「プロジェクトの場所を表示」にチェックを入れて「作成」をクリックすると、「プロジェクトフォルダーを設定」という画面が出てきます。
PC内のどこにプロジェクトフォルダーを作るかを決めて、それからOKを押すと、メイン画面に切り替わります。
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