2012年12月29日土曜日

コミケ83でのお品書き

コミックマーケット83

はじまっちゃいました。まさか当日にお品書きを書くとは…

新譜:東方ゲームショウ2012 in 東方ビックサイト
今回の新譜は「いろいろ入ったCD」です。

秋彩 AKI-IRO

Witches' Pillow

某方妖々夢 オリジナルサウンドトラック

その他、東方系のアレンジCDは「全種類」用意しております。
数が少ないものもあります。お早めにどうぞ。


今回の目玉

趣味工房にんじんわいん クロニクル (SDカード)
現在品切れして販売していない全てのCDを詰め込んだ、MP3データ4.9G
総曲数736曲の壮絶なアルバム。福袋扱いでどうぞ。

Studio Til 
Nepheshel Original Sound Track+ImageSong ツナグソノテ
Nepheshel Arrange Collection 1 - 4
クゥる・ぼ〜る オリジナルサウンドトラック
ねこねこ オリジナルサウンドトラック
ねこねこ ソングコレクション イキルトイウコト
Moonlight Blue オリジナルサウンドトラック
ここま・キャノンボ〜ル オリジナルサウンドトラック

Sound Only RPG
Angel Knight Sword 1-6
Angel Knight Sword Plus
Blue Force
Eltrance Memory
Fairy Prophetess
Remix Red
Remix Blue
Time Truth

Supplement 
Ca Capability
Fe Fearless

Vocaloid Collection
Digital Heart
Micro-Li
Mimic
Motif's
Negative Miku
Pranoia Miku
ツナガルソラ
よんおん!
歌姫峠
電動少女は8bitの夢を視る

Works
いろいろ(表記不可)

その他(シングル)
Cyber Strings
Kanon 2nd Season
Mikoto
Rainy Days
Real Doll
Symphony of FANTASY
Terra Forming Earthtear ver2
Yggdrasill Leaf
あの空へ
音霊戦隊 ディスクレンジャー
金色のストライカー

RPG
Histoire Original Sound Track
Symphony of Histoire

上記の物が入っています。
これを書いてる段階からさらにいろいろ入れる予定です。

3万円…くらいから…、交渉しませんか?
(ちなみに、16GB SDカードでMP3データで入っています)

それでは、よいコミケを!








2012年12月27日木曜日

楽譜は苦手やねん!!


昨日、信頼しているバイオリニストと昼飯喰いながらかなりの音量で口論になった。
そして楽器からはじまる作曲家、とコンピューターから始まる作曲家は違うんだなーと改めて認識した。
いわゆる、演奏家、あるいは演奏から入った作曲家とは、そもそも「楽譜」に対する認識がまるで違う。
自分は楽譜は全く読めない。意味を感じない。
そんなこというと音楽家としては大変…、でもない。
コンピューターでの作曲は、音自体での勝負。出してる音が何であるか、などあまり関係ないし意味もない。
今弾いた音はすぐに音になるし、それが瞬時に記録(録音)される仕組みだから、改めて楽譜を必要としない。
楽譜は、その音楽を再生させるための装置であり、演奏家は、その再生機の個性、だと思う。
同じCDでも、CDプレイヤーのメーカーが異なれば違う音で聞こえるかもしれないし、スピーカーが違えばやはり違う音に聞こえる。
演奏家もそういうもので、同じバッハの曲でも演奏家によってニュアンスそのものが変わってしまう。

コンピューターを相手にして音楽を作るということは、ある意味で「コンピューターにしかわからない楽譜を書いている」ってことであり、普通の楽譜に含まれる情報に比べてコンピューターの方が格段にその再現率が高い。よって、改めて楽譜にする、という事は全くしなくなる。(意味が無いから)

ところがそれを、自分以外の演奏家に演奏してもらおうと思うと「翻訳」が必要になる。そしてその翻訳された後の出来上がった楽譜から読み取れる情報があまりにも少なくて、楽譜からだけではさっぱりその曲のイメージが湧かない。アクセント一つとっても、どのくらいアクセントなのか?の情報が3段階くらいしか表記できない。

だから、「音媒体」に頼ろうとする。CDを渡して「楽譜では伝わってないニュアンス」を音で伝えようとする。相手は演奏家だから耳はいいはずだ。一度聞けばだいたい分かってくれる。そう思っていたが、どうやらそうでもないらしい。
楽譜を渡すのと同時にCDを渡しているのだが、それの意味がよくわからないらしい。
そして、二言目には「あれ、これコード書いてないよ?」と言われる。

そんなもん、CDがあるんだからさ、聞きゃわかるだろうよ演奏家なんだし!!
と思うわけなのだが、そもそも聞かないみたいだ。
演奏家の言わせれば、アドリブを吹くのにコードが書いてないなんてのは、出来ないに等しい、という。音があるのになんで? 音聞いてわかんないの?とか思うのは多分世界が違うのだろう…。

パソコンで音楽を作る、ということはどこまでいっても理系脳なので、じゃ、コード書いてくれと言われて、散々に悩みまくってコードを書いて渡すと「あれ、これじゃ吹けないよ」と言われる。
コードがとにかく複雑過ぎて流れがわからないと言われる。

書けっつーから書いたんだよ。それも正確に。それこそ一拍単位で丁寧にコードを拾っていったのに、複雑過ぎる?? だってそういうように弾いてるんだものそれを書いてるのになんでそれじゃ弾けないの?

…といつも思っていた。
だからコード表記は極めて苦手で(というより、OKを貰った事が無い)いつも他人任せ。
結局コードというのは「演奏家の都合」で記すものであって、「作曲家の意向」を反映させるためにあるものでは無いという結論に昨日やっと達して納得した。

実際、演奏家が演奏においてやらなきゃならないことはたくさん有る。アドリブなんてあった日には五感と研ぎすましてコードとリズムと対話しながら個性を打ち出さなくてはならない。
そんな、極端にCPU負担(脳のこと)が激しいタスクをこなすためには、複雑なコード表記は邪魔にしかならない。楽譜を見ただけで脳内で「コードのながれ」がイメージできなければならないからだ。
演奏家にとってイメージできるコードの限界はセブンスまで。
いきなり「CmM7-13」とか書かれてもさっぱりわからないわけだ…

全てのトラックを全部作るコンピューター打ち込みの音楽家の作曲手法において
「ざっくばらんで適当に」は命取りになる。全トラックに細心の注意を払って作り込んで行くのだ。音がぶつからないか? 無駄な音は無いか? 音の長さはそれでいいか? 強さは? 

「てきとーに書けばいいんだよコードなんて」と、テキトーにやるとダメだしを食らうんじゃどうしたらいいのさと思っていたし、今も思う。
書いてあるコードと実際の音が違う、と文句を言われることも多々有るが、その度に凹むし…、
鍵盤で弾いて「じゃ、この音はなんてコードなの??」って聴くと大体は
「…まー、Cって書いとけばいいんじゃない?」」って言われる。
じゃ、いいんじゃねーか!! Cって書いてあって正しいんじゃねーか!!


思えば私は、楽譜を読むのが極めて苦手だった。音楽なのだから音を聞けば良い。楽譜を見るよりもピアノの先生に「一度弾いて聞かせてくれ」という事が多かった…、多かったじゃない、そうじゃないと弾けなかった。

別に楽譜を見るのが嫌いなわけではないけども、そこから何も伝わってこない。無機質でデジタルなただの数学的な設計図に見える。そして、その設計図から読み取れるのは「数学的に弾く」という指示だと受け取ってしまう。
テンポが120だったら、確実に120で無ければ作曲者の意向を台無しにしてしまう。アンダンテ、とかモデラート、とかいう表記は、「…ま、そこはそれ、あなた次第」というニュアンスで余計にややこしい。なんで? なんで曖昧なの?
こんな風に弾いて欲しい、というこだわりは、この作曲家にはないの?
…と、本気でピアノの先生にぶちまけたこともある。

「そんなことは楽譜に書いてない」と言いたくなるシーンが吹奏楽で多々あった。それは演奏家としてどれだけそこから汲み取るか、という話なのだろう。打ち込みではそれすらもデータ化する。抑揚やゆらぎもデータ化する。

そういう意味では、コンピューターミュージック演奏家、なのだから、そのメロディに対してどれだけ抑揚を付けて行けばいいか、という部分では瞬時に汲み取るし、打ち込める。
それを、演奏家は楽譜から読み取って、汲み取って演奏する、ということだ。

達した結論としては、私はハナっから演奏家を信頼していない、ということだろう。
打ち込んだ方が早い、というニュアンスは未だに抜けない。
ただ、一流の人達というのはやはり別で、つたない未完成な楽譜からでもちゃんとニュアンスを読み取って、楽譜以上、イメージ以上のパフォーマンスをしてくれる。
結局、演奏家の腕にも寄るのだ。

コードという概念が無いクラシック
その意味が痛い程良く分かった。楽譜の表記とは全て「作曲家の意向を演奏家に伝えるためのもの」であるという認識を改めれば良い。
コードだけは「演奏家の都合」の表記なのだ。そんな当たり前と一笑される事をやっと理解した。
そうとわかれば…、私も演奏家として、自分の曲を都合良くコードを書いて行けば良い。
正しいか間違いか、ではなく、それで流れが読めるかどうか、なのだろう。

コンピューターがあったからこそ作曲家を目指した、という人種は
当たり前だけど、私よりちょっと上の世代(40代くらいまで)が限界で
今までの作曲家の理論は通用しない部分は多々有る。
ピアノロールが「一般的な楽譜」になってくれないだろうか…
200年くらい…かかるのかもしれない。

作曲家と演奏家の違いもあるだろう。
別に、「ここはこう弾いて欲しい!」と拘っているつもりはない。好きにやってくれればいい、と逆に思っているのだ。
アーティキュレーションが書いてない、と文句を言われる事が有るが、そのくらい自分でディレクションして欲しいものだ。書いてないなら自分でこう吹いちゃえ! というのが真の演奏家じゃないかね? 私はそう思う。
間違ってごめんなさい、ともよく言われるが、私はそんなこと気にした事もない。
逆に、打ち込みならその「間違い」を意図的に生みだすために手間がかかるのに、人間はいともあっさりとヒューマンノイズを生み出してくれる。生演奏とは「間違うリスク」すらも音楽表現なのだ。音を間違う、それは素晴らしい表現だ。機械には絶対に出来ない。

演奏家も作曲家も、考えてることがあべこべなのだ、と思った。
演奏家は作曲家を誤解し、作曲家は演奏家を誤解していることが多々あると思う。
特に私のように、コンピューター相手での音楽活動 しか してこなかった人間にとって
正確な演奏などにほとんど価値を感じないのだ。
そこの所を演奏家に伝えないといけない。

「楽譜に書いてあることは殆ど意味がありません。自分で考えて吹いて下さい」

それは、演奏家にとって酷だろうか?
でも、それが出来ないなら…、打ち込みの方がいい。

2012年11月5日月曜日

M3おつかれさまでしたあ

ブログ更新久しぶりです…

忙しい事は良い事。母の教えです。
ただ、その母は、実は一般的には極端な貧乏性だったこともわかっていて
それが抜けない自分は仕事は断らないのでいまいっぱい抱えて大変。

幸せ…です…

毎日やる事と言ったらDTMなわけですが、
最近購入した Roland Integra-7 を使いこなすべく日々研究しております。

昨今の打ち込み(…というか、10年も前から)は、ソフトシンセが主流で
最近DTMを始めた人は、ハード音源そのものを知らないかもしれませんね。
私もIntegra-7を買うまでは、ほぼ100%ソフトシンセでの楽曲制作でした。

ソフトシンセ・ハードシンセのメリットデメリットの話はいろいろな雑誌に記事にされていますが、その中であまり語られてない部分があったのでここに書こうと思います。

まず、人間の心理的な話になってしまうのですが、

人間、ものすごい幅の可能性を提示されてしまうと、迷います。
この、迷うという時間が楽しいという発想もあります。
ですが、一定の期間でものを完成させなければならない、という場合において
その「迷う時間」は、無駄であることが多いのです。

最近の音源は、準備されているプリセットも数千という単位で準備されています。
それらの音を、試し聞きするだけでも、数日〜数週間使ってしまうのです。
しかもその中から、自分の音楽に使えそうなものを選び…、となると途方も無い記憶力を必要とします。

例えばの話、ベース専用音源「Trilian」は、ベースに特化しています。だから、何も躊躇せずにベースはこの音源に任せています。
ドラム音源も、持っているドラムの音源は「Addictive Drums」と「EzDrumer」なのですが
それぞれ全く異なるコンセプトでの音なので簡単に使い分けできます。
…というように、「はっきりとした用途別」の音源ならば音選びに迷う事はほぼありません。

問題はそこにあらず。

いろいろなメーカーから出ている音源。
自分の技術と努力の足らなさを棚に上げて「新しい音源ならもっといい音が出せる」と錯覚して、次々と音源を変えていく人をよく見かけます。
というか、私が実際そうでした。
オーケストラ音源「Vienna」を買いあさっておきながら、新しく出たオケ音源に次々と興味を持って試す日々。

そして、「試す・研究」だけで終って行く日々。
そんなのが続いてしまうのです。

こんなんじゃダメだ。とはわかっています。そこで、今後10年使い続けられる音源は無いものか、と考えたのです。その結論は「ハード音源」でした。

ハード音源は、今ある大容量サンプル音源のように、リアリティある音はしてくれません。ですが、即戦力となる「使いやすい音」がぎっしりと詰まっています。
特に、Integra-7はその親玉とも言うべきハードモジュールです。

「制限されている」という世界の中でこそ、人は創意工夫をするものだ、という発想もあります。
何をやってもいい、という場合可能性は無限大になり、その可能性を使いこなせるならば良いのですが、中途半端にやると…、極限の制限された音楽「ファミコン音楽」に勝てません。

ハード音源が制限されているか、というと、もちろんそうではありませんが
物理的にそこにある、という存在感が「使わなきゃ損」感を醸し出します。
ソフトシンセとして入れてしまうと、使わなくても見えてないので忘れて行ってしまいます。

そこも、ハードシンセの存在感なのかもしれませんね。

どちらかにする必要はありません。両方使って行けばいい。
でも、ソフトシンセしか触った事が無い人には、ハードシンセの良さも一度触れていた方がいいですよ。
楽器がそこにある、という存在感は音楽家にとって大切だと思うのです。





2012年9月28日金曜日

INTEGRA-7

CarrotWine.の音楽制作システムに新たな機材が仲間入り。


私としては多分「初めて」の、Roland音源モジュール。
「INTEGRA-7」です。(写真、一番下のやつ)

9月22日に発売されたRolandの久々のハード音源モジュールです。
今までのRolandの歴史が全部詰まってると言ってよい音源でしょう!

昨今、音楽の制作はすでにソフトウェア主体になって久しく
今更なんでまたハード音源モジュールなんぞ出すのか、と思います?
いやいやいや…、ここまでころころとOSの仕様が変わったり、PCの買い替えが、とか
システムをまるっと換えるような事が頻繁に起ると
「…10年スパンで使える音源が欲しい…」と思っていたのですよ。

未だにRoland SC-8850が健在で現役で使っているのですが
この使いやすさったら無いですよ。
ソフトシンセもハードシンセも、メリットデメリットありますが
それらを考慮した上で「ハードの良さってあるよね」と思って購入しました。
10年使う。10年使うぞー。

まだほとんどの音を見ていません。
音楽の仕事を一応している私ですが、実は音源モジュールはほとんど持っていません。
…ほら、「音楽制作現場!」とかいう写真にはさ、ラックがあって、その中にいっぱい
収められてるでしょ?
主に、XVとかJVとか、トライトンとか、みんないろいろ持ってるじゃない?
私はYAMAHAのシンセ「MOTIF ES」とかXSとか持ってますが、
ラックに収めるようなものは何も持ってない。
今回、2Uサイズのモジュールが来て「で、でけええ」って思ったです。

スーパーナチュラルなる、いわゆる「良い音」がたくさん入ってるみたいで、期待大ですが、やっぱり「生音に近い」という点ではソフトシンセには敵わんのじゃなかろうか?
でも、ハードシンセの特徴である「ぱっと動く」というのは、制作の現場では何よりも大事。
しかも、誤作動でパソコンがフリーズすることもまず無いし、音源がフリーズしたら音源だけ再起動すればいいしね。

ただ、この音源モジュールは、大分専門知識を必要とするみたい。
なんだか懐かしいのは、バンクセレクトMSBとかLSBとかいう名前とか
コントロールチェンジ、とかいう言葉を見るともはや「懐かしい」と感じる点。
この当たりの知識とか技術とかってのは・・・、もしかするとそのうちロスとテクノロジー化するんじゃなかろうか?
生音を録音して手軽に音楽作りが楽しめる時代になったからこそ、PCMシンセサイザーの世界をもう少し見直さなきゃいかんなー、と思います。

そもそも、このINTEGRA-7の内容を把握すれば、この値段でこれが手に入ることがもはや
脅威でしかない…。
そんなぁ…、昔、コレ30万もして揃えたんだぜー? って人もいるしね。

最近、シンセっぽい曲とかって作ってなかったなぁ、とか思いました。
ちょっと作ろうかな…

2012年8月1日水曜日

コミケに参加しますよ!

CarrotWine. は、コミックマーケット82に出展します!

サー49a CarrotWine.

新譜はこちら


久々の横文字癒し系アルバムです。

語りたいことはたくさんありますが、
まぁ、まずはアレですね。アリスが好きだと、そういうことです。
今回「寝室音楽」と銘打っておりますが、寝起きにもいいでしょう。

iPodに入れて、出先でイヤホンで聞くタイプではなく
家での作業のBGM、あるいは寝る前の読書を邪魔しない音楽。
柔らかくて、クールでおしゃれな感じの東方アルバムがなかなか無くてですね…

いや、きっとあるのでしょう。(探す暇が無いだけか)

最近、東方アレンジサークルでも、オーケストラ系のサークルさんと仲良くさせていただいているのですが、挨拶代わりにいただくCDが、もうなんというか、私がやりたいことをすでに私以上のクオリティ(と、経済力)で形にしていて、
それを聞いて私的にはすでに満足していたわけです。

音楽で仕事していたりしますと、「好きな音楽を聞く時間」というのは極限られていて
さらに、自分の場合の「音楽の聞き方」だと、他に何も手が着かなくなるのです。
絵描きさんとかシナリオさんとかは…、作業用BGMという概念がありますよね?
音楽屋には作業用BGMはありませんからね(汗

で、同人誌を読んだりとかするのを邪魔しない東方アレンジが欲しかったんです。

というわけで、出来ました。
良かったらどうぞ。


あ、あと…、今年のコミケは新たな試みがあります。
無料配布CDです。

…無料です。一円も取りません。
ジャケットもありません。ただの殴り書きの文字だけのジャケットです。

中身も…、無価値です。価値なんて無い。

価値が無い。それもまた、同人の面白さの要素の一つではないでしょうかね?
くだらないものですが、新譜を購入いただいた上で、
公序良俗を守り、Youtube、ニコ動などにアップすることに興味が無い方、
あるいはアップしないと誓える方、先着50名様に差し上げます。

中身は…まだ作ってませんが
スーファミっぽい何か、らしいです(爆

コミケ二日目 11日 サー49a CarrotWine.
にて、お待ち申し上げております。 








2012年7月18日水曜日

アクアリウムをはじめて、一ヶ月経過。


スペック

グロッソスティグマ
ウォーターウィステリア
シペルス・ヘルフェリー
バコパ・モンニエリ
バコパ・オーストラリス
ベトナム・スプライト

ミナミヌマエビ x2
ヤマトヌマエビ x9
オトシンクルス x3

バコパ・オーストラリスの生長が早くて、もはや新芽だけ見えてます。
大きな状態だったスプライトも全部新芽だけを土に埋めて、ちょっとずつですが大きくなってます。
グロッソスティグマに関しては、一目瞭然。

綺麗になってきました。




2012年6月29日金曜日

仕事部屋に



部屋にいることが多いし、部屋にインテリアとして何か置きたい。
でも、飾りとかフィギアとかは、飽きそうで嫌だな…
そんな事を思っている時にテレビで見た「アクアリウム」

ビビっときて思い立ったら行動。
水槽買ってきて、いろいろ買ってきて、いろいろ勉強してはじめてみました。
ちなみにこの水槽は二代目。最初のは、もっと小さかったのですが、なかなか
うまくいかないので、ちょっとだけ大きめのを買って来ました。

スペック
水槽(ADA)
w36cm x D22cm x H26cm

ライト(ADA)
AQUASKY 36cm用

C02添加システム
Do!aqua Co2 Starter Kit

循環ポンプ(GEX)

生体
ミナミヌマエビ 25匹
アカヒレ 5匹
ヒメアカヒレ 2匹

植物
グロッソスティグマ
アヌビアスなんとか
その他の皆さん

最近はぶっちゃけ、テレビよりも水槽を眺めている時間の方が長い
仕事部屋に置いているけど、ヘッドフォンをはずした瞬間に
水が流れる音が聞こえてくるのがなんとも心地よいのです。

今朝、ミナミヌマエビ1匹の死亡を確認。
急激な水質変化(というか、新しく立ち上げたから)に伴う衰弱死
もう一匹、アカヒレが水流に負けてしまうほど衰弱中。この状態ですでに一週間。
アカヒレの生命力の高さには恐れ入る。金魚でこの状態になったらまず1日で死ぬ。

立ち上げから三日目。水質良好。白濁りに改善が見られる。
エビの脱皮を確認。これも急激な水質変化によるもの。

なんと、エビの抱卵個体を確認。しかも二匹。
なんとかして繁殖
させたいところ。

水槽が部屋に来てから、面白いように仕事がはかどる。

2012年6月21日木曜日

違法DLの刑罰法案

違法DLの規制か…
このたぐいのどんな法律も、結局「違法DLしてた側」にいる人間が規制する方法を
考えていかないと、いたちごっこに歯止めはかけられない。

悪を知らない人間が、悪を取り締まれる訳が無い。
長谷川平蔵さんのお言葉です。

もともと、音楽産業とひとくくりにいっても、いろんな方向性がありすぎてしまう
けど、大きくわけて「コンテンツ産業」と「パフォーマンス産業」に分けられる。

AKB48とかを代表するアイドル系の産業は明らかに「パフォーマンス産業」で
現在も大盛況。これは「コピー不能なもの(つまり人)」を産業の中心に置いているからだろう。
一方、コンテンツ産業はやろうと思えば無尽蔵にコピーできてしまうことが問題で
そこをどうにかしようといろいろ模索はしてきたが、決定打が見つからない。

でも、そもそもコンテンツ産業の敗退が「コピーできる事」が本当に由来するもの
なのか、と誰も疑問を持たない。

日本のCDは高い。


CDをプレスするのに、個人では1000枚でフルパッケージでも18万程度。
一枚あたり180円のコスト。
それを、もし一人で制作した場合、1000円で売っても一枚あたり820円の利益。
一方、音楽制作会社はそういうわけにはいかない。
様々な関係者や演奏者などに対する配分もあるし、個人では到底不可能な大規模な
プロジェクトも組める。そこが、制作会社の利点。
よって、一枚あたりの価格を上げざるを得ない。それも納得できる。

ただ、一つだけ、これは冷静に考えなければならないのは、
「地元の野菜直売所」みたいなものが大盛況な事実を考えると
中間マージンをがっぽり取られて、生産者以外の人間が搾取するという構図を
買い手が選ばなくなってきているという事。
 
今までは、必要な設備などの問題で「制作会社」の存在は必要不可欠だった。
でも、今は、クオリティの差はあれど、それでなくてもなんとかなるという時代。
もっとコストを下げて、聞く側が手にとりやすい金額にしていくことの方が
より重要なことなんじゃないかな…と思う。
インディーズでの音楽産業は未だに元気です。8曲入りで1000円くらい。
オリジナル曲で出して、500枚くらいは売れます。それで、個人では十分です。
 

ちゃんとした作りのものを出すべきだ、とよく言われます。
ちゃんとしたものって何? 出すところにちゃんと出すってこと?
お金かけていろんな人に頼むこと?
「地元の産地直売所」で売られてる野菜は「ちゃんとしたもの」じゃないってこと?

それこそが、作り手と聞き手の「概念のギャップ」なんじゃない?

2012年6月20日水曜日

BGMのお仕事

某企業さんからの依頼仕事をこなす日々…
一日一曲。三日で三曲。ううん。良いペースだ ♪

ゲーム音楽の仕事の中で、「ヒロインのテーマ」というのが
一番難しいと思う。
特に特徴があるキャラクターで「クールなふりして根は優しい子」とか、
そういう設定だと、なんとなーくわかりやすいけど
「普通な子」ってのが最も難しい…、普通ってなにさw

えてして、スーパーでよく流れてる販売意欲促進BGMっぽく
なってしまう。

そういう音楽も作っていて楽しいんだけどもね〜

2012年6月15日金曜日

DTMセミナー第一回レポート(遅


第一回 レポート

いつもお世話になっている(株)サンリツさんの一番大きな部屋をお借りしてセミナーを開催しました。
当初「…誰もこないんじゃ…」と恐れていましたが、7人いらっしゃいまして、第一回としては上出来でした。

内容的にはとてもハードでした。(講師たる私本人も)

DTMに興味がある人にとって、一番難しいのは「何をどのくらい揃えればいいか」というもので
それを一つ一つ全部解説したので、その時点ですでに参加者さんはパニック状態。

PC
オーティオインターフェース
MIDIキーボード
スピーカー
ソフトシンセ 等

この段階ですでに参加者全員の顔が「???」という状態で焦りました。

本来、入会後の本レッスンで、3ヶ月に渡ってやる内容を2時間にまとめるという無茶をやったため
音を出して楽しむ、という部分までたどり着けなかったというのが現実でした。

講師業を10年近くやってきた私は、逆に、ここのところをしっかりとやっておきたかったのです。
実際、すぐに音が出て、貴方も今日からミュージシャン、みたいな売り文句は今でも実在していて
特に楽器屋さんなどで聞くと「簡単ですよー、これさえあれば」みたいなノリで薦めてきて
いざ購入した後は「メーカーさんに聞いてください」の一点張りの店もよくあります。
それは、店員そのものもDTMに関して詳しいわけもなく、悪意は全くなくても、結局
「楽器を売ったら、あとはうまくやれるかどうかはお客さん次第」という流れで
DTMも同じく考えてしまっているからです。

楽器は音が出てはじめて練習ができるわけで、DTMの場合、音が出るまでに何枚も壁があります。
その壁を乗り越えるためには、パソコンの知識、オーディオの知識、両方必要となります。
それは、独学で乗り越えられるほど甘くはありません。というか、要らぬ手間です。教えてくれる人がいさえすれば、難なく超えられる壁だったりもするのです。

毎月のレッスン、となると入会金だのなんだのと面倒な事が多くなりますが、セミナー単発、1,000円のものならば、質疑応答などでクリアも出来る問題も多くあると思います。
ノートパソコンなら、持ってきてみせてもらえば問題は解決できるでしょうしね。

これからも、コツコツ積み上げていき合いと思います。

2012年5月22日火曜日

例大祭9 情報

5月27日(日)東京ビックサイトで行われる
博麗神社例大祭9 に CarrotWine. として参加します。
ブース場所は いー10b 

今年の新作

例大祭といえば、岩少女。
今年の新作はファミコンの未来を想定した音源新開発でお贈りします。
東方とロックマンとファミコン音楽をこよなく愛する方にだけお奨めする
いつものよーな岩少女。しかも今回は「岩女医」です。

例大祭には、岩少女シリーズ1〜4までを、在庫の限り持って行きます。
例によって、震災でマスターが失われてしまったものもありますので
多分、全部揃うのは今回が最後のチャンスです。
在庫は極小。是が非でも欲しい方は真っ先に「いー10b」においで下さい。

大手サークルさんにほど近い場所にありますんで、時間は無駄にさせませんよ。
ただし、開場前は絶対に頒布しませんのでフライングは無しでお願いします。

2012年5月3日木曜日

GWです

M3とボーマスお疲れ様でした。
いつもの感じで、いつもの方々に来ていただいて、いつものように幸せです。
細々とやっていきますんで、末永く応援してくださいな。

それはそうと、4月に頑張り過ぎたせいか、イベント直後から体調が悪い…
まー、4月は公私共にイベント続きで気疲れしたんでしょうなぁ…
人生初めてのこともあって、気の休まることが無かった。
それが、ぽんと無くなって平穏な日々に戻ったことで、
その忙しさの反動が身体に現れている、という感じ。

美味しいものと食べて、寝て、少し身体を動かせばそれなりに回復はするはずなので
まず食べるところから始めようか!
ということで、ペスカトーレです。



水菜のサラダは、少量のにんにく、レモン汁、バルサミコ酢、塩、胡椒、そして「柚子胡椒」を混ぜてオリーブオイルでまとめたドレッシングで食べる。ちょっとだけ和風。
ペスカトーレに種から育てたイタリアンパセリをもぎって乗せる。
おおお、まるでプロみたいな写真になったぜ。

嫁の作った料理は最強。

次のイベント参加は、5月27日の例大祭9
東方岩女医が新作です。
もう大半はできているのですが、まだまだ突っ込まなきゃならない部分はありそうです。
それに、もう一つ企画があったりして、それもやらなきゃですね。
GWに頑張った者が、例大祭を征するのです!

美味いもの食えば、やる気ってのは出るものですね。

2012年4月28日土曜日

M3 旧作祭り

今年のM3は、タイミングからいって新作は「アリスと人形工房」と「ツナガルソラ」になるわけですが、M3の単独新作を作ることができなかったのは「ノーラと刻の工房のプレイに時間を奪われたから」ではありません。本当です。心に誓って違います。

M3では、もうとっくの昔に廃盤同然となったCDを持って行こうと思っています。
ねこねこサントラ、とか、MoonlightBlueサントラとか、イストワールとかネフェシエルとか
そういったもののオンパレードを確実に持って行きます。
興味のある方は是非ともおたちより下さいませ。

4月30日 M3 C03b CarrotWine.でお待ちしております。

2012年4月26日木曜日

VOC@LOiD 超M@STER 20 とM3

4月28日〜29日の二日間で行われる「ニコニコ超会議」の中の
「VOC@LOiD 超M@STER 20」に「キ35 CarrotWine.(29日のみ)」として出展します。

4月30日 M3にも「C03-b」にて出展します。

今回の新作は
ボーマス「ツナガルソラ」

M3 「アリスと人形工房 魔法の森の少女」



とがあります。是非とも足をお運び下さいませ。
もちろん、旧作系は出せるものの限り持って行きます。
よろしくー


2012年4月4日水曜日

美しいアリス

5月27日の例大祭、の前に
突発で東方アレンジCDを作っています。

本当は、とある友人に教えてもらったゲーム
「ノーラと刻の工房」というゲームにだだはまりして
どうしても作ってしまいたくなったのです。

今日はその曲のレコーディングの日。

外は暴風雨でした。
バイオリンとフルートの録音でした。

とても…、とてもピュアなCDになりそうですよ!!

サンシャインクリエイションとM3で頒布予定です!


2012年3月15日木曜日

デマだった…だと…??

人間は、私が想定しているよりも、温かい生きものらしい。

2012年3月14日水曜日

被災地の難しい話

http://www.news-postseven.com/archives/20120313_94151.html

やっとこの問題が露呈した、という感想。

これに対して、被災者側が冷静に判断しなくてはならないと思う。


まず、東北地方の人は、都会から来た人たちに、地場産の野菜をあげたがる。お土産を持たせることは、感謝の気持ちとして当たり前の行為と思っている。

実際問題、「放射能が怖くて食べたく無い」といって捨てる人がどのくらいいるだろうか? 私はあまり居ないんじゃないかと思う。どちらかというと、「野菜をそのままもらっても、普段調理しない」とか、「お菓子はたくさんあるし、福島でもらったお土産を誰かに譲るわけにもいかないし…、食べないなぁ…」とかいう理由であろう。

私自身、両親から受けとったものを、結局腐らせてしまう、ということはよくある。それでも、帰りの道中に捨てて行くなんてことはしないが、例えば、大根一本を二人で住む家庭で食べ切るのには1週間かかる。それが、箱で、じゃがいも、にんじん、白菜、キャベツ…といろいろ貰うのだ。これでは、冷蔵庫に眠っている食材を消費する前に腐ってしまう。
マンション暮らしは、貯蔵する場所もない。冷蔵庫は常に、食べかけのものでいっぱいだ。これでは「捨てて行く」という発想になってもおかしくはない。

私はこう思う。もらったものを捨てるのはもらった者の自由だ。
この話の一番の問題点は、心理的、感情的な問題ではない。

ゴミの処理能力が著しく低下している被災地に、ゴミを捨てて行く行為そのもが、非常識だ。

ボランティアで来る人、都会で暮らす家族、そのあたりが捨てていっているんだろう?
わざわざ観光で来てお土産を買った人が捨てて行くとは思えないから。
ボランティアで来ている人が、被災地のSAにものを捨てて行くなんて、なんという偽善者であろうか?
家族が仮設住宅に住んでいる私は、仮設で親が出す食べ物を食べることすら抵抗があった。炊き出しのものは仮設に住む人たちのためのものだ。部外者が食べるべきではない。
ゴミもそうだ。現地にゴミを捨てるなんてとんでもないことだ。
そこまで考えた上でのボランティアであるべきだと思う。

ここまで考えた上で、初めて感情論が出るだろう。自分たちが感謝の気持ちであげたものを、ゴミとして処理しなくてはならない現地の人の気持ちを考えたことはあるか?
捨てるなら、家に持ち帰って、家庭ゴミで出して下さい。



支援は本当にありがたい。
でも、その支援行為の中には、「エゴ」の含有率も大変高いものもあるのです。

それに対して、すでに被災者は敏感で人が集まりません。
「来るなと言われるまで続けますよ」と笑顔で言っている某食品加工会社さんとか、いますが…
「来るな」なんて台詞を被災者に言わせるまでやるつもりでしょうか?
「腐るのはもったいない」という理由だけで、一つの食品を食べ続けなければならない辛さ。
そして、その食品があるが故に、せっかく再開した地元のスーパーで物が売れないという事実。
それは、「エゴ」ではありませんか?
そんな気がしてなりません。

今一番ありがたい支援は「心のケア」
笑顔を振りまいて、みんなで炊き出しの焼きそばを食べたり
みんなで寄り添って美しい歌を聞いたり
・・・そう
「みんなで」が大事です。
新地・小川仮設住宅地は大変恵まれていると思います。

被災地に「ボランティア」に来る人は数多いですが
被災地に「遊びにくる」人は少ない。というか、いない。
遊びにきてくれてありがとう。
もっと、遊びに来て下さい。

そして、仮設住宅に住む被災者も、自覚しなければならない事があります。
「持産のものをあげる」という行為の危険さ。
そして、それを断れない、貰う側の複雑さ。

「数値的には大丈夫」
そういう問題じゃないんです。
貰った所で、どこで調理するのさ?
どこで食べるのさ?
そういうところまで、考えなきゃならないんです。

ものを人にあげることの難しさ。
そして、ものを人から受け取ることの難しさ。
それは「気持ちだから」という問題だけでは済まされない事。
今までは良かったですよ。置く場所があったから。
今までと同じ水準で物を送られたら、生活スペースが圧迫されるのです。
それを、断ることが出来ない、そういう立場にいることも忘れないで下さい。

地元では、野菜が売れなくて余っています。
それを、お金を出して地元の人が買う。それしか、経済を回す方法が無い。そこに、安全で安心で大量のよその野菜が来てしまうと、全てが回らなくなってしまうのです。

今後考えなくてはならないのは、「双方の価値観の統一」だと思います。

2012年3月11日日曜日

今日で一年。いろんなことがあったし、いろんなことを考えた。
自分も実家が消失。両親は仮設住宅に住んでいる。
それだけの被害を受けて、親類が誰一人死ななかった事を幸運に思う。
東北に住んでいて、震災は常に「他人事」ではあり得ない。
風化などするはずもないし、一生背負って行く問題だと思う。

ただ、一つだけ今日をもって決意したことは、後悔しない生き方を心がけようということ。
いつまた災害が起きて、尊い人命が失われるかもしれない。財産が失われるかもしれない。
確かにそうだが、それを恐れて生きていても意味がない。

「隕石が落ちて人類が滅ぶかもしれない」
「瓦が落ちてきて当たって死ぬかもしれない」

確率的には、同じようなものだと思う。
もともと、うちの両親も「後悔しない生き方」を私に教えてきた。
現実的に死んだとしたら、冷静でいられるかどうかはわからない。
でも、それを恐れながら生きるなんて、自分には出来ない。

人間はいつかは死ぬ。それが早いか遅いかだけの問題。
ならば、日々後悔しない生き方を、自分に素直な生き方をしようと思った。

東北でも、そして関東でも、大規模震災の可能性は残っている。

だからこそ、人間は未来があると信じて疑わない生き方をしていかなきゃならないんだと思う。

腐ってたってしょうがないんだ。

まだ、乗り越えられない人もたくさんいると思う。
不安で、怖くてたまらない人もいると思う。

自分は、不安な時にこそ、大切な人に笑顔を見せられる人間でありたいと思う。

2012年3月6日火曜日

久々に、MIDIデータ制作の仕事です。

大正琴の演奏用のMIDIデータ制作ですが、年に数本やります。
その度に、Roland SC8850にお世話になります。

最近の音楽制作では、やらないような作業をしなきゃならないわけですが
これが案外懐かしいのと同時に新鮮で、つい拘ってしまいます。

耳コピするわけですが、MIDIデータでの提出なので、いろいろと気を使います。
まず、音を選べません。出来るだけ既存のGM企画上での音作りをしなければなりません。

割り切ってしまえば、それほど難しくも無いのですが
「それっぽく聞こえなきゃならない」という、なんともむずかしー作業になります。

これも、数年前のカラオケ全盛期には、「当たり前」として君臨していた技術で
1キロバイトの戦いです。無駄は許されなかった…。

それを考えると、今の音楽制作は楽になりましたね。

その分、選択肢が増えて、やる事が一気に増えてしまったため
制作スピードが落ちました。

昔なんぞは、30曲くらいなら、平気で一週間で作っていたのに
今は一週間で懸命に頑張っても5曲くらいが限度。
そもそも、ミキシングと作曲に同じくらいの時間がかかってしまうものだから
作業効率は2分の1。

選択肢が無い、という制作環境の中での方が
より音楽に集中できる、というか
単に、手を広げ過ぎちゃうと、あれもこれもできて個人の許容範囲を越える、というか
とにかく、

ピアノの音は、この音

とかいう方が、やりやすいのですよね。

もちろん、そればっかりだと、可能性を狭めてしまうという事にもなりかねないので
バランスが重要なんですが…


2012年2月26日日曜日

日曜日だから、同人音楽作りをやりましょう、やりましょう。

例大祭に向けて、岩少女4を制作するんですが、
まず、精密な耳コピから始めます。
耳コピといっても、楽譜に軽くおこすくらい。

永夜抄は、アドリブがだいぶ多く、早い動きの音が、飛ぶように流れるので
すんごく大変。
でも、これをやると「流れ」がすっと入ってきて、よりアレンジがしやすくなります。
これをやらないでアレンジすると…、なんとも自分勝手な解釈でのアレンジになってしまって、それはそれで面白いんですが、今回は「原曲重視」なので。

ちなみに、「千年幻想郷」を楽譜におこしたもの。
自分さえわかればいいので、楽譜なんて適当です。



たまーに、DTMの話でもしますか。

私はCubase 6 を使っています。
モニタースピーカー(メイン)は、YAMAHA HS50M とHS10W(サブウーハー)
モニタースピーカー(サブ)は、BOSE M3

HS50Mは、MSP5と悩みましたが、「より、家庭的な音」という点でHSを選びました。
サブのM3は、これ、いいですよお。すんげー小さいのに、下手するとHS50Mよりいい音で鳴ったりしますから(笑)
 *大きい音が出せないマンションだからそう思うのであって、大きな音を出したらHSの方が断然良いはずなんですけどもね。


打ち込み用のキーボードは、Korg MicroKEY
そして、Steinberg CMCシリーズ三つ。それぞれ、TP QC PD
ニューガンダムカラーです。

うちの職場は「色をつけない」というコンセプトで
白と黒で統一しています。
オーディオインターフェースはFireFace UCなので、青いんですけども。

このスタイルで、結構もう長いはずなんですが
震災直前にこのシステムになったため、一年間で「馴染めていない感」がありましたね。
CMCシリーズとかを揃えてから、なんとなーくそれっぽく馴染めてきて
今では気に入っている環境です。

これで、最終的にはiMacにすれば完璧なんですが…それはまだ遠い。

私の場合には、100%打ち込み音楽なので
大げさなミキサーとかは要らないんです。
全部FirefaceUC で事足りてます。
アウトボードも、一つ、Lexiconのリバーブだけあるんですが…、
オーケストラを作る時くらいにしか使っていません。

とにかく制作環境をシンプルにしたくて…

ハード音源、シンセ、とかもあることはあるんですが、音は使ってない状態。
全部VSTiのみでの制作ですね。

使ってるVSTiとかは、今後ちょっとずつ紹介していこうかな、と思ってます。

春なんで、そろそろDTMを始めたい、と思っている方がいたら
…私の環境はあまりお薦めできませんが…
相談乗りますよ〜(それが仕事だしね…、相談だけならタダですし)

生楽器が全く無い、音楽制作の現場です。


2012年2月23日木曜日

今日のランチ(自宅)
キャベツとシラスと梅のパスタ

猫型のお皿に盛って








食べ物の話ばっかりですな(笑

おいしいものを食べれば、アイデアも湧いてきます。

最近、コーヒーをあまり飲まなくなりました。
紅茶と、ルイボスティーが多くなったんです。
カフェインとか気にしてるわけじゃないんですけども。

今日は、良いメロディができたので、気分が良いです。
あとは、ドラムワークがうまくいけばいいんですけどね…

NI のBattery 3 を使うようになったんです。
昨年まで見向きもしなかったドラムソフトです。
持っていて、3年も使ってなかった、という…

使い方そのものもあまりわかってなかったのですが
思ったよりもイイ音がしてるし、最近はお気に入りのソフトです。
Omnisphere と Battery があれば、事足りる感じですね。

歌モノを作っています。結構時間をかけて。
良い曲に仕上がるといいなぁ。

2012年2月20日月曜日

本日のケーキ

紅茶を淹れてケーキを食べる。
それが、至福のひととき。

女子みたいだな、と嫁に言われつつも
美味しいものを食べたい衝動は、性別など関係ないだろと思う。
男子だって、美味しいケーキとかを食べたいと常日頃思っているのだ。そうに違いない。



本日のケーキはキハチの「いちごとみかんのロールケーキ」
いつもいつもキハチのケーキです。

2012年2月19日日曜日

先月に買った、瓶バジルが芽が出ました。
一昨年は、庭のプランターに大量にバジルを植えて、バジルペーストまで作って楽しんでいたのに、昨年はそれどころじゃなかった…。
今年はまた春に再開しようと思います。植物育て。

ハーブを育てて、それを使ってパスタとかを食べると、なんだか気分が良いです。

今日は、両親が入っている新地町小川仮設住宅で、大島花子さんがライブをひらくとのことで行ってきました。
心に染みる、とはああいうことを言うのですね。すごく心地よい声で感激しました。
大島さん、ありがとう。

音楽のすごさを改めて感じた一日でした。


2012年2月15日水曜日

ちょっとだけ…

人間ですから、気持ちが沈むこともあります。

35歳になって、人生についていろいろ考えるようになりました。

いやー、ただの人生を考えるだけならいいんですが
震災で実家が無くなって、両親のこととかどうするか、とか
そういう問題が重くて、いろいろ悩んじゃいました。

悩んだってしょうがないので、悩むのを辞めたいのですが
そうすると、今度別の問題が浮上してきて…
やれやれ、です。

そういう精神状態で音楽なんかやっても、うまくいくわけもないのですが
こういうタイミングで、完全な作業仕事が入ってきてラッキーです。

楽しい、と思えることを大事にしていきたい。

2012年2月3日金曜日

VOC@LOiD M@STER 20に出ることにしました。

IAの出来が、すこぶる良かったので、ちょっとまたボカロをやりたくなったのです。
よろしくです。

2012年2月1日水曜日

先月、27日に発売された、Vocaloid3 [IA]
今まで、散々お世話になった、初音ミクですが
アニメ声だと、その方向性が決まってしまって
もっとこう…、透明感のある声は無いものかと思っていましたが
MEWと共に、IAはとても私の好きな声質です(Liaさんファンだから当たり前ですが)

いやー、この声で歌モノを作れちゃうなんて夢のよう。


昭和…の匂い…する?


2012年1月30日月曜日

幸せな日曜日も

最後の晩餐も終わってしまいました。 嫌だああああああああああ 痛いのはいやだあああああ 明日親不知を抜きます。

2012年1月28日土曜日


日本人の音楽に対する考え方を冷静に判断する中で、日本人は「共感・同情」という観点を重視しすぎる傾向があるんだなぁと最近思います。歌詞の内容が重視されていくのは、その歌詞のメッセージ性が「あ、その気持ち、わかる〜」という共感性を生み出すから、だと感じています。
現代、多様性が激化し、共感するポイントが分散されているため、圧倒的なヒット曲が生まれないのではないかと思います。
多様化しているにも関わらず、ヨーロッパなどでアーティスト達が神格化されているのは、日本人が当たり前だと思っている「共感・同情」の部分を通り越した「感受性のアンテナ」があると思えるのです。

日本人は「みんなが知っている」ことが重要です。
良い音楽があり、それが結果的に「みんなが知っている」であるなばら順序は正しいのですが、その逆が起こっているのではないかと思うのです。

年齢と共に、昔はたくさんの音楽を聞いていたのに、今はほとんど聞かない、買わないという状況、あると思います。
しかし、ラジオを聞いていると、飽きません。いろんな音楽がこの日本にも存在し、ただそれを知りえるメディアに乏しいということに気付きます。
そして何より、自分が努力して、自分に合う音楽を探さなければ、
メディアが押し当てる音楽は、すでに音楽が目的ではなく、それらに付随する「何か」のための布石に過ぎない存在になりつつあります。

悲観はする必要はありません。自分にあった音楽は「自力で探せばいい」んです。


ゲーム音楽が好きです

ゼルダの伝説 スカイウォーソード をプレイ中。
大詰めを迎えていて、朝食中の会話に
「紅茶の浸した時間が長かったため、渋みが出ている可能性、90% 砂糖を大目に入れる事を推奨します」

とかでてきた、ゲーマー夫婦。

ゼルダは、相変わらずやることが多くて楽しい。

それと平行してはじめた「ラビリンスの彼方」も、かなり良い。

あ…、めんどくさいですよ。とってもめんどくさいゲームです。
はっきり言って、爽快感はまるで無い。スピード感も無い。

どちらかというと…、カードゲームとかに近いかな…。
何を言ってるかわからない…でしょうね。プレイした人しかわからない類いのゲームです。
賛否両論別れそうなゲームですが、わたしゃ好きですかね。
私の世代が思うRPGでは無いような気もしますが、楽しめています。

音楽は桜庭さん。
ラビリンスの彼方 の音楽は、とてもよく出来ています。
音楽を消してゲームするとよくわかりますが、とてもとても、やってられません。
音楽があるからやれるんですこのゲーム。
素晴らしい。

思わず、サントラを買ってしまいました。iTunesで。

ボーカロイド「IA」を予約しておいてよかった。
ヨドバシカメラ仙台店では、「予約分」しか置いてなかったです。
まだいじっていませんが、近いうちに何か曲をアップしようかと思っています。

今日は、「懐かしき東方の血」を岩アレンジ。自分で作ってて言うのも何ですが
かっこよくてトイレ行くの我慢してしまいます(謎

さて、では今日もがんばります。

2012年1月26日木曜日

土鍋の経済効果?

我が家の土鍋は、伊賀焼き 「土楽」の鍋です。

宮城県内でも、仙台牛のすき焼きなどを食べさせてくれる店などで使われている
そういった意味じゃ高級な鍋。

音楽の仕事で家にいることが多い私は、外食がめんどくさいことが多く
かつ、私がウマいものに目が無い人なので、飯を作る担当の嫁のハードルが上がってしまうのですが…、嫁はそれを楽しんでいるみたいです。

調味料と調理器具にはお金をかけてもいい、という約束のもと
今まで数々の調理器具に手を出してきましたが
最終的にはこの「土鍋」にたどり着きました。

もともと、土鍋で飯を炊いていますし、
本来の意味での「鍋もの」用の土鍋が欲しかったのです。

土楽の鍋は、人気が高くそうやすやすと買えませんが、幸いにも手に入りました。

今日はすき焼き。

ホームセンター ムサシ に隣接するスーパー「イトウ」で特売している牛肉(米産)
たっぷり入って300円。300円ですよ奥さん!
春菊、しらたき、ネギ、しめじ。

えーと…、220円…くらいですかね、一人当たり。
あ、すき屋の牛丼より安いんだね。

写真撮るのをいつも忘れるのですが、実に美味かった。
鍋のおかげなのか、肉があまり固くならない印象ですね。

幸せ、とは、美味い飯が食えること、だと思うのです。
震災後に価値観が変わり、飯が美味い事、に拘るようになりました。
外食を減らし、お金を節約し
その分、家での飯にお金をかけた方がいいと思えるのです。

食い物の話ばかり、してしまいます。

美味しいものを食べる、ということは、精神安定につながり
精神が安定していれば、良い音楽も作れる。

これは、真理です。ハイ。


2012年1月25日水曜日

最近買ったもので…

震災があって、「購買意欲」というものがすっからかんと抜けている反面、
意識しないうちにあれこれ買っているという状況が多い。

最近買ったものを羅列してみる(反省の念もこめて)

ラビリンスの彼方(3DS)
 このゲーム…システムがパズル要素満載。
 ちゃんと戦略を立てないと、自分の回復すらままならないシステム。
 …ちょっと苦手。でも、女の子がかわいいから許す。
 音楽は桜庭さんかぁ…。初代スターオーシャンっぽくて良いです。

るろうに剣心(文庫版)
 コミックで揃えていたのに、実家が消失したので…
 そもそも、好きだけど何度も読むものではない感じがしていたので放置。
 でも、文庫化したら買う、と思ってたので、思わず見つけて買う。

となりの関くん
 ちょっと変な漫画だが、大好き。
 妄想が激しくて振り回される横井さんがラブ。

Steinberg CMCシリーズ
 使っているDAW Cubaseのインターフェース。現在三つ。
 TP、QC、PD いずれも、チープな感じは否めないが使い勝手はすこぶる良好。
 ニューガンダムのプラモっぽい質感でお気に入り。

土鍋
 我が家は震災後、土鍋でご飯を炊いています。その方が美味いから。
 嫁の趣味もかねて、現在3個目。嫁が作る飯は日本一です。

Vocaloid 3 MEW
 ボーカロイドからは離れてました。
 「ああ、出たんだなぁそういえば…、買う…か…」
 程度のモチベーションで買ったけど、思ったよりも進化してて満足。
 歌モノの音楽はあまり作らないけど、ちょっとやってみようかなと思う今日このごろ。

RPG ツクールVX Ace
 よせば良いのにいつも買う。
 探索型のRPGを作りたい。協力者求む。

SIDizer
 スウェーデン製のソフトシンセ。ファミコンの進化した音が得られる。
 VRC6っぽい音(というか、理論上同じ)なので、今制作してる東方同人音楽に
 必要不可欠。円高万歳。

こんなところ。