2014年2月2日日曜日

ハープシコードを見てきました

宮城県名取市文化会館にて

中野振一郎の世界~宮廷の華 チェンバロ~

見てきました。

DTMをやってると、ハープシコードという名前の方がなじみが良いのかもしれませんね。
チェンバロの音、というとなんとなくわかりますが、本物の音は聞いたことが無く、ぜひこれを機会に聞いておこうと行ってきました。

眠気との戦いでした!

楽器の構造なども詳しく紹介してくれ、さらには間近で楽器を見ることができました。
驚いたのは、グランドピアノと同じような大きさでありながら、わずか60kgしかないとのこと。
ピアノとは大きく異なります。

チェンバロが音楽の世界で、楽器としての進化が途絶えた原因はフランス革命であり、その後原型をとどめている…、というよりも、進化していない理由がなんとなくわかりました。
音が小さい。その構造上、音を大きくすることができないわけです。
小ホールでの演奏が限界。マイクを近づけてしまうと、ひっかく音の方を大きく拾ってしまうため、なかなか難しい、ということ。

Vienna Symphonic Library のHarpsichordを持っていますが、本物の構造がよくわかっていなかったため、使いこなせていなかった…

以前作った「紅嬢の古典主義」では、このHarpsichordを使っていますが、本物の構造と音を知った今は、あぁ、使いこなせていなかったな、と思います。
それに、元々、オーケストラと一緒にHarpsichordを共演させるのは、音量の問題で難しいんですね。
DTMはリアリティを追求することが必ずしも正解では無いのですが、知っていてやるのと、知らなかったのでは全く違いますから…、良い勉強になりました。

紅嬢の古典主義








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